ALBEDO 0.073
ALBEDO 0.073 それは・・・月の反射率
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NHK 土曜ドラマ スロースタート 後編
NHK 土曜ドラマ
スロースタート 後編


何故働くのか?
働く理由


それが分からず彷徨える人

レンタルお姉さん荒川 龍
4492222707

ボクはね
働く意味がわからないですよ

食べていくため
何もしないで生きていたって意味ないから

働くくて済むなら働かないかも
働く喜びっていうのもある


すごーく、いい題材
仕事の面接とかでもね
結構最近は多い質問
何故働くのか?
この 答えで その人の人間性などを
見出すための質問
結局
未散(みちる:水野美紀)も明確な答えを言えなかった
ある意味 矢沢の 食う為 というのは
明確かな?
でも、人間性という意味では 無気力というか
生きる楽しみの少ない返答だった気がする

基本的に未散が言うように
働かなくてもいいなら働かない
というのは ご飯が食べられて
やりたいことが 自由にできる環境であれば
そうかもしれない

お金が無くても生きるのは
今の現代すごく難しい
食べるという部分では 土地があり
自分で食べる物を育て食べるとする
でも、着る 住む という部分も
自分で糸を作り服を作り
家も木を育てその木で家を作る
うーん 全部するのは限りなく厳しい
その昔は このアタリが物々交換で
成立させていたのだろうけれど 今はそいうことは
なかなか難しいだろう?

お金という物で 自分ができない部分を買う
じゃ・・・自分が出来ない部分は何と考えると
自分が出来ることは何 となり
欲しい物を得る為の交換として労働するとなるのだろう

自分はやりたいことが無いんです。
やりたいことがわからないんです。


この回答というのは
実は非常に高級回答で
もっと人が生きる部分の上にあるところを
見つけようとしてるわけですよね?


【早川彰(はやかわ・あきら)萩原聖人】
今回の彼はなかなか手ごわい相手
手ごわいというのは
凶暴なわけでも 口を効かないわけでもなく
決して仕事が出来なかったわけでもなく
凄く論理的で賢そう 
彼が言うことは 字ズラからすると正論で
だから手ごわい

矢沢が名刺を出したときも
普通のサラリーマンですということに対し

普通のってなんですか?
40歳年収600万
あなたの年収がそれと同じなら
ある程度普通というのは理解できるが

ごもっとも・・・
しかし この場合
矢沢はなんと表現するのが適切だったのだろう?
しいて何か言うなら
特別変わった特徴がある職業ではありません
とかかな・・・

正しくは ~をしてる職業です(以上)
でよかったのかもしれませんね・・・。
日本人って何かにつけて
不要な前置詞的な意味をつけたがるしね・・・。
そこをあげ足取らないのも日本人の特徴なんだけど・・・。

彼は、力があった保険の営業マンだった
自分から毎日の自分に疑問をもって
退職した経緯からすると
本来は”自分”を見つめる真面目な
タイプだったのだと思う

彼早川は、ニートというい定義に
対しては認識があり
これはは、低年齢層に対する言葉であり
自分は35歳でこれに当らないという

しかし 未散は スロースタートが持つ
ニートの定義は

半年以上家族以外と会話をすることが
無い人を指している

と説明すると 早川は 自分は

外にも出れる
人とも会える
だから自分はニートではない
働こうと思えばいつだって働ける
と話す そんな彼に 未散は

私は道具ですから
友達でもないし同僚でもない

と言います
この言葉には、私以外の人と話してますか?
の言葉が含まれる
そして、前言の意味を取り入れれば
あなたは、私以外の人と話していないでしょう?
となるわけですね・・・
よって、”あなたは、ニートです”と
文章にせずに状況を突きつけました。

このドラマの前編の感想で
NEET(ニート)は
Not in Employment, Education or Training

であり、日本での使われ方は この言葉に
準じておらず 好きじゃないと書きましたが
きっと 早川も この言葉が好きじゃないんで
ないのかなぁ

この言葉を使われる状況に置かれる人にとって
このニートという言葉は結構威圧的で
あなたは悪人です ぐらいの意味で言われて
いるように捉える人もいるような気がするんですよね
少しプレッシャーをかけた方がいい人間もいる
とは思いますが。

真面目ゆえに引きこもった
という理由をもった人に
この言葉をぶつけるのは危険だと
私は思ってます・・・。

「ニート」って言うな!
本田 由紀 内藤 朝雄 後藤 和智

4334033377


未散と話したことで
自分も1歩踏み出そうと
早川はハローワークに出かけます

知った人に会わないように
別の街のハローワークに・・・

知った人と会わない場所を
選んで行ったとうところが
ポイントです

かっこ悪いとか
ある種の罪悪感が彼の中にあるから
知ってる人に会いたくない
という心理があると思うですね・・・
今回誰も知らないところで
彼のこの行動があったから
防御策は無かったと思うけれど

そうなるとある意味では
ハローワークの相談窓口の人間が
4年も空白期間のある人間の相談で
しかも住所を見れば明らかに管轄でない
場所から来てる人間に対して 
ほんの少しでも”何故”という言葉があったら
どうだったでしょう?

履歴書の「4年間の空白」の意味
ハローワーク職員が問います
4年間 何をしてたんですか?
何かアルバイトをしていたのなら
それも教えてもらえませんか?
じゃぁ何をされてたんですか?


結果 早川は
追い詰められ自殺を図ります
表現的にはカナリ深くと言っていましたから
狂言というのは考えにくい・・・・。

実際に私はハローワークで相談したこと
ありますんで
なんとなく分かるんですよね・・・
映像にあったように
非常に事務的で 切り捨てるような
ムードがあることを・・・。
仮にもコンサルタントとうネームをつけるなら
人の話しを 相手の心を探りながら聞き話し
したらどーだいね・・・と
逼迫状態でなかった私ですら
カチーンときましたからね(^^;
私は、カチーンと来たくらいなんで
手は切りませんでしたが(^^;
でも、ホント 勇気を出して
なんらかの心細さを持ちながら来た人間なら
カチーンでなく ガーンとなり・・・
彼のような選択をする人が居ても不思議は
無いと感じてました。

未散が何故 携帯をもてなくなったかということ
父の四十九日と
早川に つい言ってしまったことから
少し見えました

父は私を許してくれていたのだろうか?
私は父を許すことができるのだろうか?


これは

父が紹介した貿易会社を2年で辞めた理由で起こった父
気持ちを分かってもらえないまま
殴った父を腹立たしく思った未散

父から紹介された仕事は、積荷管理
夜中でも電話がガンガン鳴る
メールもあけると一度に何十通も入ってる

そんな状況が彼女にとっては辛かった
夜中なんだから電話を出られなくてもしかたないじゃん
メールがどばっと入っても あ、いっぱい来てた
くらいの気持ちで受け取れず
どれもこれも 完璧にこなさなければ
という真面目さがあり
また それを”辛い”といえる場所が
無かったというのが 彼女の不幸だったのだろう

そんな未散に追い討ちをかけたのが
父の ”逃げっぱなしの人生”になる
という言葉だったのではないだろうか?

早川は 未散が故意に話したのではなく
つい言ってしまった弱音が
彼に自信というか前に進んでみようかという
勇気を与えたんだと私は思います

貴方はボクのプライベートに介入するのに
自分のプライベートは拒むんですね


と言っていた早川の心理も
ここにある気がします

自分を見せない相手に
自分を見せるわけがない・・・・
いくら道具だと言われても
相手は人に見えるから。

最後に 早川が
仕事を辞めようとしている未散に
いいましたよね?

ダメなあんたでも
頑張ってるというところを
見せることによって・・・

ということ

小さいことでも
人には誰にでも不得意だったり
弱かったりするところがあって
それでも、なんとか生きようとしてるんだ
これが本来一番の勇気の源になるんじゃないのかな?


支えることは
支えられることでもある
真壁(まかべ:近藤正臣)が言った言葉は
私もそう感じてます

未散が出した働く理由

傷つけあったり
誤解したり
辛いことがいっぱいあって
ぶつかりあうってことが
人と繋がるってことで
繋ながりながら自分ひとりでは
みつからない自分を見つけること


これはとってもいい言葉だったし
働く理由としてとってもよかったと
感じました。


「負けた」教の信者たち - ニート・ひきこもり社会論
斎藤 環

4121501748

ニート―フリーターでもなく失業者でもなく
玄田 有史 曲沼 美恵

434440825X

「ニート」支援マニュアル
工藤 啓

4569646018


ニート世代の人事マネジメント
寺崎 文勝
4502381705



前編で ヒキーだった
前田信吾君(しんご:金井勇太)は
緊張しながらも、仕事の準備として
介護福祉をヘルプに入り

少しづつ自分のやりたい事探しを
していました

お年寄りには彼は人気がある
せかさず待てるという部分が
人気と言われていたのが”なるほど”という部分 
実際 信吾君は 急かされる辛さを
知ってましたしね

拒絶するように 終わった
未散に対しても
彼女が落ちた時、優しかったですよね
言葉はなくても あの鍋のシーンは
彼女の心の側に寄り添ってあげる
雰囲気がとってもよかった

痛みを知った人間は
その痛みをある程度忘れずにいれば
その痛みを生かすこと出きるんじゃ
ないだろうか?
そう思わせてくれるショットでした。

スロースタートのスタッフも
カッキ~(かきもと:柿本浩二)もそうだし 
未散もそうだけど
痛みが想像でなく実際に受けた人だから
そっと寄り添える人間のはずですもん

いつかは~する
その”いつか”は”今”だと思って


といった未散の言葉は
いい言葉でした。

人の感情も錆びる
錆びないような自分作り
自分発見の旅は 誰にでも
必要なことかもしれないですね?

ヒキコモリも職業につく意欲が出ない人も
それぞれに 理由があって
その理由は人それぞれで十人十色

本来そいった壁は 自分自身で
突破口を見つけ乗り越えて行く物だとは思う
その突破口を見るける鍵は 考えても
出てこない場合も少なくなく

友達だったり 家族だったりと話しながら
時にはテレビから 本から
街を歩きながら ふとしたきっかけから
見つけられたりするのじゃないかと思う

今 その壁を乗り越えられずに居る人に
とっては その鍵になる部分まで
閉ざしてしまっている
閉ざされてしまった気持ちになっている
そいう 根底の問題は何んなのか
本人が考えられるようになったり
周囲が気がついたりできる環境や
理解があればいいなと思ったりします

2回しかなかったのが
残念なくらいメッセージ性のある
いいドラマだったと思います

■スロースタート 前編
■スロースタート 後編

テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

コメント
この記事へのコメント
NHKの土曜ドラマらしい良い作品だった
次週からのは私好みの作品かも。

水野美紀といえば
先週土曜日に午後に買い物から帰って
テレビ付けたら丁度始まったドラマで
「碌山の恋」・・を放映してた。

安曇野にある「碌山美術館」行ったことある?
日本のロダンと言われた彫刻家で
ホントにロダンの弟子でもあった。

その碌山(本名は萩原守衛)で
人妻の国光(本名は良・・りょう)との
恋愛から、あの傑作と言われた「女」を
制作した物語でした。

その国光(こっこう)を演じたのが美紀。
実話で、新宿中村屋って有名な店あるよね
あの中村屋の創業者の相馬氏の妻が
国光で・・・ドラマのスポンサーも中村屋でした。
一時間と短い作品でしたが明治30年代の、しっとりした作品になってた。

新宿中村屋のサイトからも作品へリンク
されてる。
2007/02/07 (水) 00:08:53 | URL | hissy #pdUjqbXE[ 編集]
原作読んでました!
きました。
原作読んでました!

>いつかは~する
>その”いつか”は”今”だと思って

いい言葉ですね。
2007/02/07 (水) 13:48:14 | URL | すがっち #-[ 編集]
>hissyさんへ
うん 凄くよかった
あと 数ケース表現しても
よかった気がするんだけどね

現実問題としては
もっと深刻な部分あると思うけど
0より1の方が良いという
真壁の発想は心にとめたかったです

碌山の恋は見なかった(^^;
碌山美術館も行ってないかな・・・
中村屋はカレー食べてるよ
今時美味しいカレー屋さんは
多いので 強烈に感動し
何度も通う店じゃないけど・・・
2007/02/07 (水) 18:11:14 | URL | Lady-e #-[ 編集]
>すがっちへ
あ、原作 読んでたのね
そっかそっか^^

原作読んでるなら
もっといろいろ感じた内容
あっただろうねぇ
2007/02/07 (水) 18:23:56 | URL | Lady-e #-[ 編集]
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